中国脅威論系のスクープか
日本を混乱させている要因の一つはマスコミの暴走なのですが、今日も国内通信社の雄、共同通信が暴走しています。中国の軍幹部非公開会議での中国・習近平氏のトンデモ発言をキャッチしたと主張しているのです。
暴走記事の中身を分析
「中国と日本の尖閣をめぐる領土問題の関係ですから、記事の反響は当然大きいですね。ヤフーニュースのコメントも3000件以上と大反響といえますね。個人的には、全くそそらない記事ですけどね」
「この共同通信の記事、要するに中国の習近平氏が軍の会議で尖閣については中国は絶対に譲らない!あきらめない!と言っているだけなのですよね。中国がいつも言っている事ですよね。日本人ならば、またかと言った感じですよ。新鮮味なしですね。日本人は中国共産党政府なんて全く信用していませんから。なぜ、共同通信はスクープ感をだしているのか不思議です。」
共同通信、大誤報の過去
マスコミの歴史とは勘違い・思い込みの歴史とも言えます。大手メディアも例外ではありません。比較的、新しいものでは読売新聞による自称ノーベル賞候補・研究者、森口尚史氏の虚言を読売新聞が真実と思い込んでしまった世紀の大誤報「森口iPS細胞事件」有名ではないでしょうか。共同通信も自称ノーベル賞候補・森口氏のうそに乗ってしまい読売新聞と大恥をかいています。まずは共同通信が大恥をかいた「森口iPS細胞事件」を簡単に振り返ってみたいと思います。
iPS細胞手術発表
wiki ウィキペディアより引用2012年平成24年10月11日、読売新聞は、森口がiPS細胞を使った世界初の臨床応用として心筋移植手術を実施したことが10日分かった、と朝刊一面で大きく報じた。
それによればハーバード大学客員講師の森口が同年2月に虚血性心筋症の男性患者(34歳)に対し、男性の肝臓から取り出した細胞から独自の手法でiPS細胞を作成、心筋細胞に変化、増殖させた。この心筋細胞を心臓バイパス手術を受けた患者の心臓に注入した。約10日後から心筋機能は平常になり、報道時点では平常の生活を送っているというもの。この手術を行う際にハーバード大学倫理委員会から「暫定承認」を受けたという[36]。治癒対象の患者は6人で、前述の患者のほかに43歳の男性と35歳の女性にも手術を行ない、残りの3名についても年内中に移植手術を終える予定だとした[13]。
読売新聞は夕刊一面でも、森口のインタビュー記事など続報を掲載した。
森口は、現地時間で10月10日、11日にニューヨークで開かれる国際会議や、科学誌で手法を公表するとしていた。
世間の反応
この報道内容に対して、国内外の研究者から疑問の声が上がった。
日本時間10月11日深夜、マサチューセッツ総合病院は「森口氏は1999年(平成11年)〜2000年(平成12年)まで病院に客員フェローとして在籍したが、その後は病院や(関連する)ハーバード大とは関係がない。大学や病院の内部審査委員会が治験を承認したとの事実はない」とする声明を発表した[38]。これを受けて国際学会を主催するニューヨーク幹細胞財団も「森口氏のポスターについて疑義が示された」とする声明を発表し、会場から発表内容を示したポスターを撤去した。森口は現地時間11日、ポスターの前で自らの研究成果を研究者たちに説明する機会が与えられていたが、時間を過ぎても姿を見せなかった[38]。
10月12日、科学雑誌ネイチャーも森口の研究について疑義を述べた[39]。この中で中内啓光東大医科学研究所教授(幹細胞研究で著名[40])は、発表された内容に疑問があるとした上で、森口の手法での成功例は聞いたことが無いとしている。
森口はインタビューで「きちんとした手続きにのっとって移植を実施した。私に医師の資格はないが、移植は医師の指示の下で行われたので問題はない。ハーバード大学が私が所属していないと否定するのはよく分からない」と語った。
10月13日、この件を最初に報道した読売新聞は「同氏の説明は虚偽で、それに基づいた一連の記事は誤報」である旨のおわび記事を掲載した[42](なお、このおわびの検証記事に読売新聞が専門家として登場させた京都府立医科大学の教授も数か月後に別件の研究不正事件のため大学を辞職している[30])。読売新聞の報道を後追いした形の共同通信社や日本テレビ放送網、産経新聞も誤報を認め、謝罪した。一方朝日新聞や毎日新聞、日本経済新聞は、森口に取材を行ったが信頼性が低いと判断し、記事化を見送った。
この日、森口は滞在先のニューヨーク市内のホテルで記者会見を開き「移植が実施されたのは1例のみで、残りの5例は間違いだった。つい勢いでウソをついてしまった」と述べ、従来の主張は大半が虚偽であったことを認めた。「1人の患者には、別の病院で、去年6月に本当に細胞移植を実施した」と強調し、世界で初めてiPS細胞のヒトへの応用を行ったという主張は変えなかったが、どこの病院で誰が手術を行ったのかについては「共同研究者から『言うな』と言われている」とだけ答え、具体的な証拠は一切示さなかった
サイト編集の雑談
編集・太郎氏 「今回、調べてみて分かった事は、読売新聞にしても共同通信にしても、いい加減な記事を書いていること。IPS細胞・森口氏に騙されたケースは象徴的だよね。今回の共同通信の中国・習近平氏・尖閣死守発言スクープ報道も、記事を読んでみる何がスクープなのか意味不明。」
編集・じろう君「いいかげんな記事も問題だけど、中国脅威論や北朝鮮脅威論などのあおり芸の報道も問題ですね。あおり報道に日本人は過剰に反応しますから、マスコミもあおり報道がやめられないのでしょう
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